去年購入した工具

3年半前に、(もうそんなになるのか…)マキタの85mm充電式マルノコの長所・短所について書きましたhttp://d.hatena.ne.jp/SL550/20130605/1370434144

このマルノコの最大の欠点である電池の低容量は本当にどうしようもなかったのですが、昨年、マキタの10.8V工具はスライドバッテリ式もラインナップされ、バッテリも1.5AHと4.0AHが加わったので、わりと即行で買い換えました。

その結果、ようやくおもちゃから道具になったという感じです。今までは、電池がいつ無くなるか分からないようなおもちゃだったので、2階で使うにしても必ず予備電池と充電器をセットで持ち運んでいましたが、新型のスライド4.0AH電池は残量表示付なので確認して、マルノコ単体で持ち運べるようになりました。何より、電池が持ちます。1.3AH電池との差は数値以上で、残量表示のランプの4点灯のうち、1つでも付いていれば1.3AH電池の満充電より多く残っています。改善点としては、やはり未だに鉄板ベースを採用しているため、精度が良くないところです。マキタからは「電動アシスト手ノコというのがウリの商品なので」という声が聞こえてきそうですが、本職の手ノコをなめないで下さい。墨線1本残す残さないの精度で挽いていますので。

その後マキタは、スライド10.8V電池シリーズを発表してわずか1年で、2代目のインパクトドライバーの新型を発売しました。

これが10.8V、質量約1キロながら135N・mという強力型で驚きました。このトルクを聞いて思い出すのは、


こんなのや、

こんなのや、

こんなのです。ニッケル水素電池最終型世代、懐かしいですね。初めて買ったインパクトドライバーが、これらのインパクトドライバーやリチウムイオン電池ではないという職人さんは、もうおじさんということになります。
これらは全部ニッケル水素電池なので、今主流の18Vインパクトドライバーより重たいです。それが1キロ機と同スペックになったということは、改めて充電工具の進化に脅威を感じます。