コードが無いこと以外に役立った、C14DBL最初の仕事

マキタに続き、日立からもスライド式リチウムイオン電池の丸のこが発売されて数年が経ちますが、去年マキタから切断スピード・1充電あたりの作業量が大幅にアップしたブラシレスタイプの改良版が発売されました。遅れること1年、日立からも同様の製品が発売されました。

従来の充電式の丸のこは玩具と言っても良い程非力で、リチウムイオン電池になってからは回転数こそ有線タイプに劣らなくはなりましたが、それでもインパクトドライバの様にメインで使えるようなパワーはありませんでした。私はそれを分かっていたので今まで購入しなかったのですが、マキタのブラシレスタイプで改善されたのを知っていたので、日立の新型も同等品だと思い、購入。それでも有線に比べれば非力なのは分かっていたので、箱のまま放置していたのですが、近いうちに使わざるを得ない時が来ました。丸太柱に部分的に壁が付く箇所があり、壁じゃくりをしなければならない部分があったのですが、先に下地が組んであったので機械が使えません。それ以前に相手が丸太なのでミゾキリ等は使えないのです。そこで最近買った充電式が際切りである事を思い出しました。

際切りが出来る丸のこなので、丸のこを下地に沿わせて、しゃくり部分の右側と左側に分けて2回縦挽き。当然、この柱は見えてくるので、丸のこが跳ねて他所に傷を付けることは厳禁でしたが、予想以上に上手くいきました。高さこそ4尺しかない壁でしたが、このあとは入れた筋の中を鑿で崩すだけなので非常に楽が出来ました。

=新型は針葉樹なら縦挽きに使っても過負荷をかけなければ回転数が変わらないくらい安定して切断出来ます。その後も何回か使用しましたが、他の人が使っている従来品と比較すると、電池が少なくなってきた時のパワーが圧倒的に違います。新型は電池が減ってきても、それほど元気がなくなっていく感じがしないのです。